現地向け導入事例

Case study for local use

電子基板テスト工程機器のOCRによる情報読み取り自動化と警告灯によるアラート生成システムの構築

  • 製造業
  • 業務効率化
  • 要件定義
  • 設計
  • 開発

スイッチング電源製造 / LED 照明用電源製造

SHIHEN VIETNAM CO., LTD.様

SHIHEN VIETNAM CO., LTD.様は、スイッチング電源やLED照明用電源を製造を手掛ける企業です。お客様のニーズに正確に応える提案を行い、設計から製造まで一貫して自社で対応。各種安全基準に準拠し、高品質と高い信頼性を誇っています。

 

ご依頼いただいたサービス:「システム開発」

導入前の
課題

● 検査プログラムから外部へのデジタルデータ出力が不可。ソフトウェア修正費用が高額
● 検査機器の品質情報を目視・転記に依存し、リアルタイム性が低く工数負担が大きい
● 検査結果を活用した不具合件数の抑制に時間がかかる

選定の理由

● オフラインネットワークで情報取得可能な仕組みの提案
● OCR・IoT・サーバ連携など複数技術を融合した開発力
● 日本語・ベトナム語の両言語で安心サポート

導入の効果

● 検査機器からデータを自動取得し、イントラネット内で安全に蓄積
● 検査データをリアルタイム集計し、分析スピードを劇的に向上
● 蓄積データを基に、異常兆候を即時検知しパトランプでアラート。ライン停止や不良拡大を未然に防止

【導入の詳細①】OCRで検査結果をデジタル化!高額改修不要のスマートソリューション

従来、検査機器のソフトウェア改修には高額な費用がかかり、現場では着手できない状況でした。その結果、品質情報は目視確認と手作業転記に依存し、リアルタイム性がなく、入力ミスのリスクも高い状態でした。

 

今回、OCR技術を採用し、検査機器の画面情報を自動で読み取り、デジタルデータとして生成する仕組みを構築。ソフトウェア改修不要で、即時データ取得を実現しました。さらに、インターネット非接続でも稼働可能なオフライン構成を採用し、セキュリティ面でも安心。

この仕組みにより、現場は「データを取れない」という制約から解放され、検査結果を即時に活用できる体制へと進化しました。

【導入の詳細②】人力転記ゼロへ!入力・集計工数を大幅削減

導入前は、複数ラインに設置された3種類のテスターから出力される検査結果を、現場スタッフが目視で確認し、紙やExcelに転記する作業が必要でした。このプロセスは非常に煩雑で、入力ミスや集計遅延の原因となり、品質管理のスピードを阻害していました。

 

新システムでは、すべてのテスター画面情報をOCRで自動認識し、結果データをリアルタイムで社内サーバに蓄積。これにより、従来の人力による入力工数と集計工数をほぼゼロに削減しました。さらに、データは統一フォーマットで管理されるため、後続の分析やレポート作成もスムーズになり、現場の生産性が飛躍的に向上しました。

【導入の詳細③】不良兆候を即時検知!パトランプでラインに警告

従来は、不具合の兆候を検知するまでに時間がかかり、問題が顕在化してから対応する「後追い型」の品質管理が課題でした。そのため、対応が遅れることで歩留まりの悪化や追加工数の増加を招くケースがありました

 

今回のシステムでは、蓄積された検査データをリアルタイムで分析し、直行率や不具合連続件数などの条件に該当した場合、製造ライン上に設置したパトランプを即時点灯。これにより、現場スタッフは異常を瞬時に把握し、迅速な対応が可能に。品質改善のスピードが格段に向上しました。

この事例で導入いただいたサービス

システム開発

要件定義から設計・開発・テスト・導入、運用保守までワンストップで支援。日本品質のマネジメントと現地密着体制で、クラウド移行・改修・新規開発に対応します。
ベトナム進出に伴う業務システム化、Excel/紙運用からの移行、クラウド活用、パッケージ連携など、お気軽にご相談ください。お客様の現場課題に合わせ、最適なアーキテクチャと実行計画をご提案します。


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お客様の声

三井 仁 様 <br>(Mr. Mitsui Hitoshi)

SHIHEN VIETNAM CO., LTD.

品質管理部長
(QC Manager)

三井 仁 様
(Mr. Mitsui Hitoshi)

導入前は、検査機器の品質情報を目視で確認し、転記する作業に多くの時間を費やしていました。リアルタイムでの状況把握ができず、不具合の兆候を検知するまでにタイムラグがあり、製造ラインの歩留まり改善に課題を感じていました。

 

今回、OCR技術を活用したシステムを導入したことで、検査結果を自動でデジタル化し、イントラネット内のサーバに即時蓄積できるようになりました。これにより、入力・集計工数が大幅に削減され、現場の生産性が飛躍的に向上しました。

 

さらに、蓄積されたデータをもとに、直行率や不具合連続件数などの条件でパトランプを点灯させる仕組みを構築したことで、不良兆候をいち早く検知できるようになり、品質改善のスピードが格段に上がりました。
オフライン環境でも稼働できる構成や、日本語・ベトナム語両対応のサポート体制も非常に安心感があり、現場スタッフの教育コストも削減できました。今では、この仕組みが品質管理に欠かせない基盤となっています。

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